こそあど(指示詞・疑問詞)現場指示
現場指示の指示詞には2つの用法があり、対面しているような状態の「対立型」
共に並んで歩いているような状態の「融合型」
対立型の場合、話し手の近くの場合は「コ」
(例)このコーヒー美味しいね
聞き手の近くの場合は「ソ」
(例)そのコーヒー美味しい?
それ以外は「ア」で指す
(例)あのメニュー見える?
融合型の場合、近くのものは「コ」
(例)ここの席にしよう
遠くのものは「ア」
(例)あの席にしよう
どちらでもないものは「ソ」
(例)その席にしよう
対立型の場合、同じものを指すものが話し手と聞き手で異なる。
(例)
A:それはコーヒーですか?
B:はい、これはコーヒーです。
このような性質を直示性(ダイクシス)と言う。
疑問詞
「事務所はどこですか?」のような疑問詞を含む疑問文を疑問語疑問文(WH疑問文)と言う
「事務所はここです」のように特定できる時は指示詞(コソア)、特定できない時は「事務所はどこですか?」が使われる。
「事務所はここですか」のような疑問詞を含まない疑問文を真偽疑問文(YesーNo疑問文)と言う。
疑問詞の後には「は」は使われない。
(だれ/どなた)が担当ですか?◯
(だれ/どなた)は担当ですか?×