名詞修飾節

  1. 「昨日作ったカレー美味しかった

1の文は「カレー」と「美味しかった」の2つの述語がある。

このように2つの述語がある文を複文と呼び、美味しいがメインの述語なので、これを主節と言う。

「昨日作ったカレー」は主節を従属している文なので、従属節になる。

また「昨日作ったカレー」は名詞のカレーを説明しているので、これを名詞修飾節とよび、修飾される名詞を被修飾名詞とよぶ。

 

・内と外の関係

名詞修飾は大きく分けて2つあり、格助詞のガ格、ヲ格、ニ格、ヘ格、デ格をつけて修飾節に戻せるのを内の関係、戻せないのを外の関係になる。

「昨日作ったカレー」→「カレーを昨日作った」

 

・制限的(限定的)用法と非制限的(非限定的)用法

「田中さんがいつも行く学校」

学校という名詞に「田中さんがいつも行く学校」と限定している被修飾名詞を限定的用法。

 

「田中さんがいつも行くA学校」

A学校は固有名詞なので、その固有名詞に田中さんがいつも行くという情報を付加している被修飾名詞を非限定的用法という