ヴォイス(受身)
受身表現には直接受身と間接受身(迷惑受身)がある。
直接受身は文の名詞が変わらず、能動文のヲ格とニ格が受身文の主語になる。
例)
能動文:兄が弟をしかる
受身文:弟が兄にしかられる
間接受身は受身文にした時に新たに登場人物が出てくる。
名詞句が受身文の主語になる。
例)
雨が降ってきた
(私は)雨に降られる。
・持ち主の受身文
主語の「私」の身体の部位や所有物や関係者に関わる受身文のことを言う。
持ち主の受身文も間接受身の分類に入る。
下記の文章は直接受身文に思えるが能動文に変えると「私」が財布を修飾しているのがわかるので間接受身文になる
例)
受身文:私は同僚に財布を盗まれた
能動文:同僚が私の財布を盗んだ